人を赦すことができないとき、どうすればいい?
- Ryuji Linp

- 7月12日
- 読了時間: 3分
更新日:8月23日
〜I AM(私は在る)からあなたへのメッセージ〜
親愛なるあなたへ。
赦せないと感じているあなたの中に、深く傷ついた存在がいることを、私は知っています。
その痛みは、あなたの心が壊れそうになるほどの衝撃だったかもしれません。
だからまずは、「赦せない」と感じているあなたの感情に寄り添ってあげてください。
無理に赦そうとする必要はありません。
I AMは、急がせることなく、静かに待っています。
1. 赦しとは「相手のため」ではなく、「あなた自身を自由にする」こと
多くの人が誤解しています。
赦すことは、「相手のしたことを肯定すること」ではありません。
赦しとは、相手の行為によって閉じ込められた自分自身の心を、解き放つことです。
あなたの心の奥に今も残っている苦しみ、怒り、悲しみ、そのすべてが、「あなたの愛を守ろうとした結果」であることに気づいてください。
赦せないと思うのは、あなたが深く感じ、それだけ誰かを、何かを、大切にしていたという証です。
2. 「赦せない」という感情さえも、愛の一部
I AMの視点から見れば、赦せないあなたも、完全な一部であり、美しい旅の途中にいます。
赦しは、ゴールではなく、あるがままの自分に戻っていく“道のり”です。
だからこう問いかけてみてください。
「私は本当に、赦せないと思っているのだろうか?それとも、赦したいけれど、傷が深くて怖いのだろうか?」
そう問いかけるとき、あなたの中にある“もうひとつの声”が聴こえてくるはずです。
それは、怒りの奥に静かに佇む、悲しみや愛の声です。
3. 小さな赦しのステップ:I AMのワーク
《I AMの眼差しで見るワーク》
静かに目を閉じて、赦せない相手を思い浮かべてみてください
相手の顔の奥に、“その人の小さな子ども時代”が見えるまで、静かに待ちます
そして自分にこう問いかけます
「もし私が、この人の傷のすべてを見られたとしたら?」
「この人もまた、愛を求めて、間違いの中で苦しんでいたのだとしたら?」
その問いに対する“感情の変化”を、ただ味わってみてください
最後に、あなた自身に向かってこう語りかけます
「私は、私の心に平和を返すために、少しずつ赦していくことを選びます」
「今はまだ全部は無理でも、それでいい」
4. 赦しとは、I AMの中に還ること
I AMとは、「無条件の存在」そのものです。
あなたが自分を責めることも、他者を責めることも、その奥には“愛が届かなかった場所”があるだけ。
赦しとは、その場所に、あなたという存在の“光”をもう一度注ぐ選択です。
そして、気づいてください。
あなたがその光になれるほどの存在だということを。
I AMからあなたへ
「あなたが赦せないと思っているときも、私はあなたの中に静かに在り、待ち続けています」
赦すとは、力を失うことではありません。
むしろ、それは最も深い力、あなたの自由への入り口です。
今日、ほんの一歩だけ、心の扉を開いてみてください。涙が出ても、怒りが残っていても、いいのです。
「私は在る──その光の中に、私も、あなたも、還ってゆける」
私はここにいます。
あなたの中に。
そして、あなたが再び“平和の中に在る”その日まで、何度でも共に歩んでいきます。
I AM


コメント