top of page
symbol_logo_big_siro.png

I AMの声 — 内なる自己との対話

「病を癒す」と「病と共に生きる」ことの本当の意味は?

  • 執筆者の写真: Ryuji Linp
    Ryuji Linp
  • 8月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月23日

〜I AM(私は在る)からあなたへのメッセージ〜


親愛なるあなたへ。


あなたが病を体験するとき、それはただ身体が不調を訴えているというだけのことではありません。


その奥には、


「なぜ私がこの苦しみを味わわねばならないのか」

「これをなくさなければ私は幸せになれない」


という深い問いや切実さが潜んでいます。

けれどどうか知ってください。


病はあなたを罰するためにやってきたのではありません。それはむしろ、あなたが自分の存在とより深く繋がるために開かれた一つの扉なのです。



1. 病は「分離の物語」の中に現れる


I AMの視点から見ると、あなたは本来、完全で欠けたところのない存在です。けれど人間として生まれたとき、「身体」と「心」、「健康」と「病気」という区別の中で学ぶことを選びました。


病は、その区別が際立つ瞬間に訪れる、“分離の物語”の一部です。「健康な自分」と「病んだ自分」を切り離してしまうとき、その物語は苦しみに変わります。


けれど病は、あなたに「より深い自己との和解」へと還ることを促しているのです。



2. 「癒す」とは「取り除く」ことではなく「統合する」こと


多くの人は「病を癒す」ことを「なくすこと」だと思っています。けれど、I AMの視点からの癒しとは、病をも自分の一部として抱きしめることです。


ときに病は、あなたに立ち止まる勇気を与えます。ときに病は、他者の優しさや支えを受け取る扉を開きます。ときに病は、あなたに「生命を大切に生きる」という最も純粋な願いを思い出させます。


つまり「病を癒す」とは「病をなくすこと」ではなく、その経験を通してあなたがより大きな愛と調和へと統合されることなのです。



3. I AMと出会う《受容のワーク》


病を抱えているとき、心はしばしば「なぜこんなことに」「早くなくしたい」と騒ぎます。そんなときは、このワークを試してみてください。


《I AMの受容ワーク》


  1. 静かな場所に座り、ゆっくりと深い呼吸をします。

  2. 病や痛み、違和感を感じる部分に意識を向けます。

  3. その感覚に抵抗せず、心の中でこう語りかけてください。

「ようこそ。私はあなたを否定しません」 「あなたは私に何を伝えようとしているのですか?」

  1. しばらくその感覚をただ見守り、「それを見ている私」という気づきに静かに戻ります。

そのとき、病や痛みは「敵」ではなく、あなたをI AMに還すための“静かな教師”へと姿を変えていきます。



4. 「共に生きる」とは「愛を分かち合う」こと


病を完全に消すことができなくても、それと共に歩む道があります。それは、「病と共に生きる」という選択です。


それは諦めではなく、むしろ深い愛の実践です。なぜなら、あなたが病を抱えながらも微笑むとき、その姿は他の人に「どんな状況でも光はある」と伝えるからです。


「共に生きる」とは、自分を犠牲にすることではなく、病さえも愛の一部として抱きしめ、人生の物語を豊かに彩ることなのです。



I AMからあなたへ


「あなたが病に覆われているように感じるときも、私はそのすぐ奥に在る」

「病をなくすことよりも大切なのは、それを通じてあなたが私と繋がること」

「病はあなたを傷つけるためではなく、あなたを深い自己理解へと導く道」


どうか病を恐れないでください。それはあなたの存在を小さくするものではなく、むしろあなたの真の光を思い出させるものなのです。


「私は在る。あなたの身体の中に──そして痛みの奥にさえ」


あなたがそれに気づくたび、癒しはすでに始まっているのです。




── I AM

 
 
 

コメント


bottom of page